誕生日
平川ブログを始め、SNSから沢山の誕生日メッセージありがとうございます。
早いもので今日で29歳になりました。
まだまだ未熟な僕ですが、サッカーが好きだって気持ちと勢いとパッションだけで今まで動いてきて、僕の気づいていない所で多くの方々にご迷惑をかけているのではないかと思います。本当に申し訳ありません。
ただ自分にはこの生き方しかないのかなと。
自分はサッカーに育てられた人間。
小さい頃から落ち着きがなく、悪ガキだった僕に正しき道を示してくれたのは両親だったり、仲間だったり、サッカーでした。
生まれてから今日まで28年間は様々な経験をしてきました。
そして気づいた時にはサッカーしかやってなかった僕は学力や何か経歴があるわけではない。
この僕が人様のお役にたてることはやっぱりサッカーしかしかないと思い、今まで突っ走ってきました。
少しづつ自分が思い描いている物が形となり、今では多くの方々に支えられてMSAがあります。
これからもこれからサッカー選手を目指す選手達にサッカーの面白さはもちろん、サッカー選手になれば華やかなだけではありません。
厳しいことを言うようだけどサッカーの厳しさだったりもしっかり伝えていき、それでも本気になれる『サッカー選手』を育てていけたらと思っています。
2012年8月25日の今でも忘れない誕生日。
天皇杯東京都予選決勝 東京23FC対横河武蔵野FC(現東京武蔵野シティFC)
あと『2分30秒』我慢できていれば僕らは間違いなく天皇杯への飛び級での出場が決まっていた。
僕が相手にPKさえ与えなければ。
あの日、同点ゴールを与えてしまったPK。
ペナルティエリア内で僕が相手選手と接触した感覚は4年経った今でも体が昨日の事のように覚えてるんだよね。
見えない傷となって今でも僕に残ってる。
毎年、8月25日の誕生日になるとあの西が丘の悲劇を思い出す。
大好きだったサッカーと真剣に向き合いたくなくなった。
サッカーが本気で怖くなった。
サッカーを辞めたいと思った。
でも、辞められなかった。
俺はまじでサッカーが好きみたいだ。
先日も神奈川県天皇杯での横浜猛蹴の記事を書きましたが、いい歳の大人がサッカーの試合で負けて涙を流すなんて社会人になってからはなかなか出来ないと思う。
いくつになってもサッカーは僕に刺激をくれて成長させてくれる。
僕を成長させてくれたサッカーには本当に感謝してるし、これからはサッカーに教わったことを次に継承して伝えていく事がサッカーへの親孝行であり僕を生んでくれた両親への親孝行だと思ってます。
29歳になりましたがまだまだ若いっしょ!!
若いパワーを活かして突っ走っていきます。
これからも平川正城を宜しくお願いします。