東京23FC
昨日の13日の日曜日は多くのことがあったので、今日は平川ブログを午前と午後に書かせてください。
僕は思ったこと、感じたことをそのままのテンションで伝えます。
もちろん、そのやり方が正しいのかはわかりません。今までそれで味方も敵も作ってきました。
でも、思ったことは発信していかなくてはいけないと思うし、それが僕のやり方なので『平川らしいな』と笑ってみていただければいいです。
まずは
僕が今のYOKOHAMA FIFTY CLUB(神奈川一部)に移籍してくる前に所属していた関東一部リーグの東京23FC。
僕はこのクラブの母体が変わり、Jリーグを目指すと株式会社東京23フットボールクラブになった2010年~2013年まで所属していました。
僕はこのチームが大好きです。
このチームに入ってから多くの経験をさせていただき、間違いなくサッカーの面やひとりの『人』として今の自分を育ててくれたチームだから。
だからこそ、言わせてください。
関東リーグを制覇した東京23は先日まで山梨県にて各地域のチャンピオンチームが集まり、JFLへの切符をかけて戦う地域チャンピオンズリーグの一次グループリーグを戦っていました。
結果は2勝1敗(1試合PK勝ち)の勝ち点5。
グループリーグ突破とはならず、またしてもJFLへの道はなくなりました。
その後の東京23FCのGM、原野大輝さんのフェイスブックを引用させていただきました。
『JFL昇格の道・・・
途絶える。
本日、東京23完敗でした。
一年間、熱い熱い応援を本当にありがとうございました。
クラブは続きます。反省して、再出発します!!』
原野大輝
この文章に何か違和感を感じたのは僕だけなのかな?
この
『また次がある。。。』
の様な言葉。僕が所属していた時にも東京23フロントはファンやサポーターに対してそう伝えていたのを今でも覚えてます。
しかし、それはチームの話。
チームはもちろん、年を重ねればそれが歴史となります。
じゃ、選手は??
そのチームの歴史を作っているのは選手。
しかし、選手の寿命なんかはほんと短いものです。
全国に数多くあるJリーグを目指しているクラブの中でその短いサッカー人生を賭け今の東京23FCを選んだ選手達。
選手は毎年が選手としての勝負なんです。
僕が所属していた時もだし、退団した後も選手とフロントはぶつかっていた話を関係者から聞いています。
それだけ選手達はサッカーに自分の人生掛けて戦ってるんです。
また多くの企業のスポンサーさん、クラウドファンディング等でお金を投資してくださった方々の顔をチームは想像してるだろうか。
お金を出してもらえることが当たり前ではない。
僕も現在は自分でサッカースクール等の事業を立ち上げ、やはりスポンサー回りなどをさせていただいてます。
だからこそ、このスポンサーさんを集める大変さやスポンサーさんから預かるお金の重みと言うものを重々感じています。
決して企業の社長さんや投資してくださった方々がお金持ちでお金は余るほどあるから出してくれているわけではありません。
中にはもう自分の生活が東京23FCになり、身を削ってでも応援してくださっている方だっているかと思います。
それだけ注目されているからこそチームは
『プロフェッショナル』
にならないといけないと思います。
もう何年も前から
『次、、また来年、、来年こそは、、』
この手のセリフは散々、聞いてきました。
しかし、新たな刺客もどんどん現れて、ますます昇格が大変になってくるのも事実。
もう後がない気持ちで本気にならなきゃダメだよ。
話がずれましたが、今回の試合の結果、フェイスブックの文章なんかを見てると、僕が所属していた時からフロントは何も変わってないんだなと感じました。
0歳の子が3年経ち、3歳になる頃には明らかな目に見えての成長があります。
この僕が退団してから3年間にも様々な方々がチームをサポートしてくれていたと思います。
しかし、今の成長力だと応援してくださる方々はだんだん減ってしまうと思います。
長くなってしまったので締めに入ろうと思いますが、僕は今年はJFLに上がれなくて良かったのかなと思いました。
正直、まだ今の東京23FCには早いのかなと。
お客様に見えている東京23FCの『表向きの顔』はJリーグの様な華やかさがありこのクラブは魅力を感じますが、チーム内部を含めた『裏の顔』を考えると上がっても結局、経営等も上手くいかずチームとって昇格は大ダメージとなる可能性もある。
選手、フロント、サポーター、全てが『プロフェッショナル』として戦える環境になるまでは日本フットボールリーグ(JFL)には上がるべきではないです。
その環境が集まりこのチームが真のプロフェッショナルとなる日が来ることを僕は願ってるし、僕らが果たせなかった願いを叶えてください。
昔っから東京23FCには素晴らしいサポーター達がいる。早く本気を出してサポーター達を興奮させてあげてくれよ。