ストレッチ

2017.10.24

こんにちは。

先日はMSA関係者を対象にしたストレッチトレーニングをプロトレーナーなどをJリーグクラブを始め、様々なスポーツに派遣しているDr.ストレッチからプロトレーナーにお越しいただきストレッチトレーニングをしていただきました。

この『ストレッチ』を選手は真剣に考えたことがあるか?

 

また小学生や中学生の子ども達が果たしてストレッチの意味を理解をしてストレッチをしているだろうか?

 

正直、全国各地で活躍する多くの選手を見てきたけど、小さい頃からストレッチを自らの意思でやっている選手を今まで数えるくらいしか見たことがない。

やっぱり、日本の指導者の多くにある選手に『ストレッチやっとけよ』的な一言。

 

子ども達が何故ストレッチが必要になるのかがわかってないまま、とりあえず知ってる屈伸や伸脚したり。

やらないとコーチに怒られるからとりあえずストレッチをやってる風に見せて終わってしまう選手が非常に多い。

特に地域の町クラブや少年団ではよくある現象。

 

昔は僕もそうでした。

そして、僕も大人になってから体の固さには苦戦させられました。カテゴリーが上がり、しっかりとした筋肉が付き始めてからじゃなかなか体は柔らかくなりません。

僕自身がすごく後悔した部分ということもありこのストレッチには真剣に向き合える環境を選手達には体験してほしかった。

普段もMSAでは中嶋コーチや川端コーチ、海老子コーチがフィジカル面を強化してくれていますが、今回の部分はまた違うフィジカル。

鍛えた体をしなやかに動かす。

パフォーマンスアップには絶対的に大事にしていきたい部分です。

 

MSAで海外を見た選手達はわかると思います。

サッカースキルは日本人は上手い。

でも、世界相手に勝てない。

海外の選手は体がでかいやつ、小さいやつ関係なく、自分の体を武器にして戦えるフィジカルを持っている。

フィジカルがあるから気持ちなどメンタルにも余裕が生まれる。

気持ちに余裕が生まれればサッカーが変わる。

体が変わるだけでサッカーが変わる。

 

海外と日本ではストレッチなどの考え方も違えばオフなどの設定法も違う。

日本人は時間がある限りガチガチにトレーニングを行い、やたら試合を隙間無く埋めたがります。

そんな習慣があるからこそ、子ども達の体への負担は大きいし、体を使って使ったままにしたら劣化も早くなります。

Jリーグを始めとした日本サッカー選手達の寿命が短くなって引退が早くなっている一つの原因とも言われています。

 

Dr.ストレッチさんとは今後、毎月MSAファミリーに向けたストレッチトレーニングを行っていけることになりました。

ストレッチはストレッチではない。

ストレッチトレーニング。

サッカーのスキルと同じように鍛えていかなきゃいけない。

今から動かせばまだ十分に体を変えられる。

野球のイチロー選手や横浜FCの三浦知良選手などあの日本の各競技のトップアスリートほどストレッチには時間をかけています。

プロになったら自分の体は商品です。

その商品を常に売り出すために維持するのは自分の仕事です。

 

是非、MSAに関わる選手達からストレッチの常識を変えてもらいたい。

 

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PROFILE

平川正城(Masaki Hirakawa)

<選手歴>
横浜すみれSC→コミュニティFC→清水商業高校→湘南ベルマーレU-18→湘南ベルマーレ(J2)→ザスパ草津(現J2ザスパクサツ群馬)→Y.S横浜 (★神奈川県国体代表選手)→S.C.相模原 (★神奈川県国体代表選手)→東京23FC (★神奈川県国体代表選手)→YOKOHAMA FIFTY CLUB

<指導歴>
Y.S.C.C.スクール・ユース・コスモスGKコーチ→FCバルセロナキッズキャンプコーチ→キリンビバレッジサッカーフィールドコーチ→SCHサッカースクールコーチ→ファンルーツアカデミーコーチ→Jフロンテッジ&東急レイエスコーチ→横浜すみれSCテクニカルアドバイザー・GKコーチ→ボカ・ジュニアーズジャパンスクールコーチ→SALLERゴールキーパースクール、SALLERストライカースクール(現MSAゴールキーパースクール、MSAサッカースクール)→NIKEエリートトレーニング・NIKE FC ・NIKE MOST WANTEDスカウトマン兼任コーチ→帝京平成大学女子サッカー部ゴールキーパーコーチ

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