女子サッカー
僕が指導に関わらせていただいている帝京平成大学女子サッカー部ですが、現在関東リーグ二位につけています。
リーグの結果によって12月に兵庫県で行われるインカレの組み合わせが決まってきます。
今週が最終戦。
まず、次に繋がる試合を出来るように準備していこう。
しかし、女子サッカーチームに関わらせてもらって僕もまだ2年目ですが、なでしこ達の強さと言うのを見ていて感じます。
これは帝京平成大学だけではなく、様々の女子サッカーチームを見させていただいての感想。
男子は走れて速い、筋力ある、蹴れる、力が強いなど所謂、『個』だけで打開できるシーンが多くサッカーでは見られますが、女子はやはり同じサッカーでも男子とは比較は出来ません。
スピード感、力強さはやはり全然違います。
しかし、女子は運動量やスピード感を補うために様々な準備が速いのを感じます。
そして組織力。
小さなアリが一人で大きなエサを運べないが、その小さなアリが2匹、6匹、10匹と数が増えて力を合わせる事で自分よりも大きなエサを運ぶように、チームでミッションをクリアしていく感じが本当の『サッカー』の姿を見ているようです。
最近のサッカーは指導者の指導なども影響をしていますが、『個』が先行しすきて、チームとして動かなくてはいけない本来の形がかなり薄れてきてしまいました。
サッカーは組織があり、その中で自分の良さ(個)を出せる環境をゲームの中で作っていくべき。
最近はそれがひっくり返ってる様に感じます。
女子サッカーは男子サッカーに比べて
パワーが少ない分
スピード感がゆっくりな分
本来の組織力で戦うサッカーを見ることが出来ます。
ぜひ、一人でも多くの方に女子サッカーを見ていただけたらと思っています。
そして、小・中学生年代の指導に携わる方にも女子大学サッカーを見ていただけたらと思っています。
それは女子サッカーは男子の小・中学生年代とパワーが少ない、スピード感など重なる部分があります。
力が小さい者が個別で力を放ってもそれは個人の1つの力にしかなりません。
小さい力が組織として動き、その中で個をいかに出すサッカーをしてるのか。
非常に勉強になりますよ。
僕自身も彼女から様々な事を学ばせてもらっています。