ブラジル代表

2017.11.11

昨日の日本代表対ブラジル代表の試合、興奮しましたねー。

 

僕は0対3を試合前予想でSNSで発表していましたが、結果は1対3。。惜しい(笑)

ネイマールの体の使い方、ボールの置き所、ジェズスがあれで20歳だということ、マルセロが180度、どこの角度から見ても久保田利伸に見える所など、見所ばかりであっという間の90分でした。

日本の収穫は。。。

あの相手に真っ向ぶつかっていけない肝の小ささ。ショックですね。

ビデオ判定だとかもろもろ、サッカー熱を下げてくれる事件があったにしろ、前半で0対3になった段階でなんであんな全体を低くして、受け身体制になるのかが不思議でならない。

だったら0対6で負けてもいいから、あのブラジルに前から勝負して、あの相手に今の日本代表は何が出来きて、何が脅威になるのかをはっきりする方が日本代表にとっては大きな収穫だったね。

日本代表にとって昨日の試合は強化試合ではなくネイマール率いるブラジル代表とやれたという『記念試合』になっただけだったね。

 

しかし、ブラジル代表のトップを見ても分かるように育成年代に関わる人達がもっとサッカーを知らないと世界になんか引き離されていくだけだと感じました。

 

ボールの扱い方、触り方、止める、蹴る、ボールを受ける前の体の使い方。

そして、パス、ドリブルの明確な使い分け。

個々のスキルの高さが抜群でしたね。

日本では様々なスクールも増え、サッカーをやれる環境は増えてきた。

しかし、ドリブルだけに特化した、シュートだけに特化したなどのスクールをある海指導者が

『あの判断の場が無いトレーニングアカデミーは日本で流行っているのか?』

とびっくりされたように○○だけに特化したなどが日本では流行ってしまっている間はやはり今の日本を象徴してる『上手いだけの選手』しか生まれないだろう。

僕も海外に行き、海外の選手達やトレーニングを見て考え方が変わりました。

今まで日本の上手いだけの選手は何人も見てきた。

海外の上手いだけの選手も沢山見させてもらった。

確かに世界的に見ても中学生ぐらいまでは日本人は技術が高い。

ただその技術は試合で活かせる技術じゃない。

パフォーマーとしてのスキルだね。

しかし、サッカーはそうじゃない。

 

ここ最近の日本代表が情けないのも下の育成がうまくいっていないから。

他人事ではない。

サッカー協会を含めて10年計画でもいい。

もっと長期かもしれない。

 

育成から見直すいい機会になればいいんじゃないかな。

日本サッカーもトップばかりに資金を使ってないで育成に回した方がいーよ。

その先行投資が先の日本サッカー界を変えるよ。

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PROFILE

平川正城(Masaki Hirakawa)

<選手歴>
横浜すみれSC→コミュニティFC→清水商業高校→湘南ベルマーレU-18→湘南ベルマーレ(J2)→ザスパ草津(現J2ザスパクサツ群馬)→Y.S横浜 (★神奈川県国体代表選手)→S.C.相模原 (★神奈川県国体代表選手)→東京23FC (★神奈川県国体代表選手)→YOKOHAMA FIFTY CLUB

<指導歴>
Y.S.C.C.スクール・ユース・コスモスGKコーチ→FCバルセロナキッズキャンプコーチ→キリンビバレッジサッカーフィールドコーチ→SCHサッカースクールコーチ→ファンルーツアカデミーコーチ→Jフロンテッジ&東急レイエスコーチ→横浜すみれSCテクニカルアドバイザー・GKコーチ→ボカ・ジュニアーズジャパンスクールコーチ→SALLERゴールキーパースクール、SALLERストライカースクール(現MSAゴールキーパースクール、MSAサッカースクール)→NIKEエリートトレーニング・NIKE FC ・NIKE MOST WANTEDスカウトマン兼任コーチ→帝京平成大学女子サッカー部ゴールキーパーコーチ

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