子離れ
年明け早々にメキシコへ移動しましたが、明日は帰国日。
一年かけて選手選考を行い、準備をしてきた2019大会ももう終わってしまいます。
今まで多くの日本人選手たちを引率し、海外へ来ていますが、今までの遠征の中で一番、身の回りのことが、自分で出来ない選手が多かったように感じます。
身支度、忘れ物、遅刻、、、
子ども達かな話を聞けば親に「親が道具の準備してくれる」、「〇〇時にお布団に入りなさい」など、親が子どもの全ての行動を縛り、自由(自分で考えて、自分で判断する)を与えていない様。
言い方が悪いかもしれないけど、そりゃ、サッカーなんて一番、向いていないよね笑
自分のプレーだけじゃなくて、他人のミスをカバーしなくてはいけないなど、自分で全て考えて、その瞬間に必要なジャッジをしてプレーを選択していく。
今回の遠征では、サッカー面でも熱くなれる選手が少なかった。
特にプレーの悪かった選手達に関しては、リサーチをしたら、やっぱり日常生活から自分の事をやれていない選手が残念ですが、ほぼ。
やはり、日常がサッカーには出ますよね。
プレー中にミスをすれば、子ども達は僕たちの顔色を伺い、僕達が指示を与えなかったら、自分達からは進んで行動を行せない。
変な話、赤信号でも「渡りなさい」と言い放ったら渡っちゃうんじゃないかと心配するぐらい。
それぐらいの危機感を自分の子の様に感じています。
でも、これって子ども達が悪い訳じゃないんですよね。
親が子離れを出来ない家庭が多い。
そういった家庭の子どもは後々、大きくなってから苦労をする。
小さい時に親が過保護になりすぎるのでは無く、小さい時は色んな人に怒られて、恥ずかしい思いを体験しておく事も大事だと思ってる。
親がその勇気を持てるかが大事。