大きく違う

2019.08.28

スペインのビッグクラブへ、日本のジュニア達が挑戦。

こちらはシビアに低い年代から実力で評価をされる世界。

先日に僕のSNSでも同じ事を書きましたが、評価をされても、ウカウカしていたら追い抜かれるし、評価の低い選手は ”見返してやろう” と選手達のストイックさがすごいなと。。

こんな環境で周りに揉まれていたら、スキルだけじゃなく意識まで変わる。

 

意識が変われば、付随して関わる生活面も変わっていく。

 

今回の日本人選手達に限らずですが、日本の選手は上手くいかないと、監督、コーチングスタッフや環境、仲間がパスをくれないから、などと他人のせいにしてしまうことが多い。

すぐいじけてしまったり、自分を理解してくれるる心休まるところへ逃げてしまう事が多い。

逃げるのは簡単。

 

保護者の方々からしたら選手達は自分の我が子ですから。救いの手を差し伸べてあげたくなるのは当然のこと。

文化が違っていれば、育ってきた環境も違うわけで、海外選手の親御さんに多い「自分のミスは自分で尻拭いしなさい」的な寛大な心で、我が子に厳しく出来る大人や、その発言を出来る勇気を持てた保護者の方も日本にはまだまだ少ない。

それに今の日本のご時世、保護者以外でも第三者が善かれと思って行った行動や言動が、パワハラだなんだとフォーカスされ良からぬ方に動いてしまう時代だし。

尚更、周りの大人は選手達を厳しく教育しにくい時代になってきてしまってるが故に、日本ではハートの弱い選手が若い年代から多く見受けられる。

 

特に昔に比べて、負けず嫌いな選手が減ったなと感じる。

というより、負けず嫌いの種類が変わったなと。

僕も負けず嫌いだった。でもその中で過去、何度も苦しい時に逃げた事もある。何度も親に泣きついて逃げていた頃がある。やっぱり親は理解をしてくれる。でも、間違った事には厳しかったし、突き放してくれていた。

 

本当に僕が必要だとした時は、それを感じて本気で助けてくれた。

 

それがすごく心強かったし、そういった環境があったから今の自分がある。

 

日本では「〇〇の環境は素晴らしい」などと言った話題もスポーツ業界では多くあるけど、一番近い環境が変わらない事には、どんなに良い環境に選手達の身を置いたとしとも根本は何も変わらない。

 

身近から作り、変えていける環境がある。

今回、バレンシアにきて海外の選手と日本の選手達の大きな違いは、スポーツスキルやフィジカル面よりも、日頃の私生活などから培われていく精神的なハートの強さが、日本人選手達とは大きく違う事を改めて感じている。

しかし、その中でも着実に評価を得ている選手もいる。

弱肉強食の世界が選手達を育てている。

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PROFILE

平川正城(Masaki Hirakawa)

<選手歴>
横浜すみれSC→コミュニティFC→清水商業高校→湘南ベルマーレU-18→湘南ベルマーレ(J2)→ザスパ草津(現J2ザスパクサツ群馬)→Y.S横浜 (★神奈川県国体代表選手)→S.C.相模原 (★神奈川県国体代表選手)→東京23FC (★神奈川県国体代表選手)→YOKOHAMA FIFTY CLUB

<指導歴>
Y.S.C.C.スクール・ユース・コスモスGKコーチ→FCバルセロナキッズキャンプコーチ→キリンビバレッジサッカーフィールドコーチ→SCHサッカースクールコーチ→ファンルーツアカデミーコーチ→Jフロンテッジ&東急レイエスコーチ→横浜すみれSCテクニカルアドバイザー・GKコーチ→ボカ・ジュニアーズジャパンスクールコーチ→SALLERゴールキーパースクール、SALLERストライカースクール(現MSAゴールキーパースクール、MSAサッカースクール)→NIKEエリートトレーニング・NIKE FC ・NIKE MOST WANTEDスカウトマン兼任コーチ→帝京平成大学女子サッカー部ゴールキーパーコーチ

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