スマートフォン
時代が経つにつれて、様々なことが変わっていく。
今ではみんなが持つ、スマートフォンも一昔前まではガラケー。
そんな風に機械だけではなく、建物や食べ物、そしてスポーツなども、時代が進むにつれて変化をしていっています。
変化する時代によって、身の回りばかりが変わっていっても意味がない。
スマートフォンでいうなら、そのスマホを使う人が、スマホの機能や良さ、使い方を理解しなくては使いこなすことは出来ない。
先日、僕のSNSに話を聞いて欲しいと、勇気を持ってご相談してくださった方がいました。
その内容が、地方の某クラブのお話ではありますが、指導者の罵声や態度が酷く、そこでプレーをしている子ども達が可哀想だと。未だにその様な指導者がいることが残念だと。その様な内容でした。
サッカーの国際的なスポーツ的観点で見ても、どんどん競技のルールも変更されていっています。
そんな中、指導者がアップデートされていかないのは、もうその指導者の力量ですね。
近いうちに、そんな指導者は通用しなくなります。
時間の問題でしょう。
もちろん、古いからと全てを否定してはいけません。
昔ながらのやり方や考え方の中にも尊重するべき事も必ずあります。そこを古いから無くすというのは逆に罪。
良いものは、現代の子ども達のタイプやスポーツのルールに当てはめながら、指導者が次の世代に対応した形に変え、提供をしていくことが大事。
そういった指導者に出会えた子ども達は更にアップデートされていく。
子ども達は、今の話の流れでいうと「スマートフォン」というデバイスと同じ。
指導者は一つ一つ、メーカーや機種の違う、この「スマートフォン」の良さを、充分に理解をして、使いこなしていける指導者が今の時代は優秀であり、この業界で結果を出していける方々だと思う。
子ども達はどんどん機能がアップデートされていく。
きつい言い方かもしれないが、僕の周りの指導者の方々を見ていても、考えが古く、現代に対応出来ていない指導者は、子ども達を理解して「導けている」方は少なく感じている。
そこには、過去に成功したなどのプライドが指導者にあるのかもしれない。
でも、時代の流れは本当に早い。
僕自身も他人事では無い。
人のふり見て我がふり直せとは良く言うが、僕自身も気をつけていきたいと思う。