生きる
野村克也さん。
野球界の名将が逝ってしまった。
僕はサッカー人間ですが、野村克也さんの一言一言がすごく突き刺さるワードが多くて、大好きでした。
まだ、野村さんが監督業をやられていた時の、試合後のぼやきを毎回テレビで楽しみにしてましたし、多くの言葉が今の僕の人生にも影響してくれてました。
今は亡き、野村沙知代さんとのおしどり夫婦も有名でしたが、先に奥様を亡くされてからの約2年間、野村克也さんは本当に辛かったんだろうなとメディアへの対応見ていると感じます。
人間は誰しも生まれたら、のちには死を迎える。
人生にはロウソクがあるなんて言葉もあるけど、ひとりひとり、人生のロウソクの灯火がある。
その火が早く消えてしまう人もいれば、やたら長く火が灯る人もいる。
火が消えるタイミングはわからない。
2020の1月はバスケット界のスター、コービーが不慮の事故でこの世を去った。
ニュースにならなくても、世界中の多くの場所で、今日亡くなった人だっていると思う。
事故、病気、、理由は様々にしろ何が原因で、どのタイミングで亡くなるかはわからない。
だからこそ、野村克也さんが生前からよくおっしゃっていた
「生きてる間に好きな事をやるのが幸せ」
人生、この言葉に尽きると思う。
近年、多くの若者が人生に疲れたなどと言って、自ら命を断つ方が残念ながら増えている現代。
一生に一度だよ。人生って。
その一生を簡単に終わらせてしまうのも、もったいないし、現代は生きることに精一杯になってしまう人が多い。
生きる為に仕事をして、生きる為にお金を稼いで、生きる為に食べて、、
生きる為=現状維持をする人生はそりゃつまらないし、うまくいかなかったらイライラしてきたりストレスになる。
生きる為にお金を稼ぐ、お金を稼ぐ為に、嫌いな上司に会社でガミガミ言われて、嫌々仕事をして、疲れ切って帰宅する。そして、また明日がきて、嫌々出社する。
それが良いという人もいるとは思うけど、多くの人が人間関係などに疲れて、仕事が嫌になってしまい、仕事が無ければ収入が無くて、収入がなければ生活が苦しくなって、生活が苦しいから人生に疲れちゃった。。 に、なってしまう人が多い。
一度きりの人生なら、好きなことに挑戦してみたらいいじゃない。別に何歳からだって構わない。
同じ苦しみでも、好きな事にチャレンジする苦しみなら、人間はポジティブに頑張れることは多い。
そのチャレンジを評価してくださる人だって、出てくるかもしれないし、それがビジネスになるかもしれない。
自分が起こしたアクションに、他人が評価してくださった時に、それがそのやりたい事をやっているやり甲斐や、今を生きている喜び、生き甲斐に変わる。そしたらいい意味で欲も出てくる。
野村克也さんもよく話してました「見てる人は見てる」と。
正直、短い人生になるか、長い人生になるかなんてわからない。
だからこそ、この世に生まれたんだからもっと楽しもう。やりたい事をやろう。
最後の晩餐じゃないけど、自分に明日が無く、今日で人生が終わるってわかってたら、たぶん皆さん、あれやりたい。これもやりたい、ここに行きたい、これ食べたい、あの人に会いたい、あれを買いたい、、色々出てくるはず。
でも正直、それが真のあなただと思うよ。
それを毎日やっていこうよ。そしたら毎日楽しくなるよ。それをやる為にお金が必要ならたぶんお仕事も頑張れるよ。
生きる為に頑張るんじゃなくて、やりたいことをやる為に頑張る視点に変えられたら、人生の見方が変わるかな。
「見てる人は見てる」
野村克也さん、ご冥福をお祈り致します。