コロナウィルスと向き合う
世界を震撼させている新型コロナウィルス。
日本も多くの経営者達が、何年も営んできたお店に終止符を打ち、また若者は就職の内定が取り消され、バイトではバイト先に仕事が無くなり、生活すら回らず、大学などの学業も退学を選択せざる得ない状況になってしまっている状況。
今まで体験をしてこなかった状況に直面している。
日本政府も必死に動いているが、全て後手後手。その指示に従い動いている国民は、更に後手。
何が正解か、
何が間違いなのかすら分からない今。
世の中、自粛、自粛で、飲食店を今動かしていたり、悪いことをしてる訳でないはずなのに、仕事をしていると悪いことをしているように冷ややかな目で見られてしまう人もいたり、花粉症でくしゃみしただけで、ギロッて睨まれる人がいたり、とても辛く、しんどい日常を過ごしている方々も多い。
逆に、個人の休みまで返上し、日々感染者の対応に命がけで取り組んでくださってる医療従事者の方々には本当に感謝してもしきれません。
その方々が居なければ今頃、とんでもない状況になっています。
でも、残念なことにこの状況は数ヶ月では治ることは絶対にありません。島国である日本は大陸続きのヨーロッパなどに比べて、横への広がりはありませんが、国内で蔓延していきます。
そして、ワクチンができない限りは、第二波、三波と必ずやってきます。その度に経済を止め、感染拡大を阻止する為に皆さんで、力を合わせていかなくてはいけません。
しかし、事業者からしたら、これからの御時世、一回、一回経済を止めて感染を防ごう!なんて動きを毎回行っていったら、毎回多くの企業が姿を消し、また国に求める支援金なども、とんでもない金額になります。
これからは経済を止めるのではなく、感染対策を行いながら、様々な事に柔軟に運営を対応出来る企業だけが生き残る時代になってきました。
あの有名なカウンター席のお寿司屋さんですら、今回のコロナで、何十年と行ってきたプライドを捨てて、デリバリーサービスを取り入れました。
こだわりが強い事業ほど、評価されて強かった時代からサッカーなどで、よく耳にする様になったポリバレント(多様性)が出来る企業だけが残っていきます。
自粛ムードという、言い方は僕は好きではないですが、自粛をしたくても出来ない企業は沢山あります。
逆に企業が自粛をする事で困る方々もものすごい数います。
今は文句や批判をされても、自粛をする企業、しない企業で程よくバランスを取り、乗り切ることがいいのかもしれない。
各々、価値観が違うので、不要不急の捉え方は違います。
でも、これからは様々な企業が、自分たちの強みだけではなく、本当の意味で求められているものの表現の仕方や、あり方を変えていかなくてはいけない。
長期戦になるのは明確です。このコロナウィルスが無くなるのを待っていたら、日本には企業が無くなる。
上手にコロナウィルスと向き合い、付き合っていく方法を考える事が大切。