努力と信頼が
思い入れがあり、大好きなチームだからこそ、今回はショックでした。
僕が今回の一件を知ったのは、友人からの連絡でした。
「東京23FC、やっちゃったな。あれ、今後大丈夫なの??」と。
慌てて、東京23FCのホームページを確認すると謝罪文が。
しかし、クラブが発表したあの謝罪文を見ただけだと、暴言吐いちゃったのかな?ぐらいだと、思っていましたが、あんなに重大な事件が起こっていたとは誰も感じないでしょう。
その後、すぐに気になって調べたらすぐに問題の映像を見ることが出来ました。
木島徹也選手がどんな方は知らないですが、子ども達に夢を与えるJリーグを経験して、リーグは違えど、まだ現役で頑張っていた中で、あのプレーは駄目だわ。
また、いい年齢なのに何をしてるんだよ。。
当事者の木島選手だけが、処分なり、引退宣告されるなりダメージを負うだけなら全然構わないけど、何年も本気で東京23FCをJリーグに上げたいと必死に頑張ってる敬人(渡邊敬人)だったり、恭平(山本恭平)、GKコーチのツブさん(津吹貴之)など、僕が東京23FCに在籍していた時から東京23FCに関わっていた選手、スタッフ達が未だに強い想いを持って頑張っているのに、こう言ったぽっと出のプレーヤーの一発で、積み上げてきた東京23FCの歴史や地域リーグや関東リーグの価値すら疑われてしまう。
何より、東京23FCの努力と信頼が、音を立て崩れていった。
今、SNS上では大炎上している。
中には「これだけメディアに東京23FCが出て有名になったことで、喜んでる奴とかこのチームならいるんだろな」とか、「エルボーが大好きな東京23F Cのパートナー達(スポンサー)」と題して、東京23FCのスポンサーさん達まで悪く晒し出されてしまっている。
つい先月まで行われていたクラウドファンディングも無事に目標金額に達して喜んでいましたが、一部パトロンからは
「支援したあのお金が、あのエルボー選手の給料とかになってるなら返してほしい」
そんな、記事まで出ていました。
スポーツのフィールドだったら、何をしていいわけではない。
サッカーだから、そりゃプレーしてる時に、手や足が相手に” 当たること” はよくある。
しかし、今回のは当たるとかの話じゃない。
もし、あれがピッチじゃなく、浦安駅の道路であのエルボーしていたら、完全に暴行容疑で警察にお世話になっている話。
だからこそあの、他で使われていた謝罪の定型文を、少し書き変えましたみたいな文章で公に発表したのは本当にまずかった。
事の重大さを認識していなかったんだろうな。
大好きなチームだからこそ、常に試合結果とかも気にしてたし、先月には僕自身、何かお役に立てないかとスポンサー関連の話を東京23FCの西村社長にしたばかりだっただけに、今回はショックが隠せなかった。
とはいえ、もう過ぎてしまった事。
もう、やってしまったこと。
世間ではしばらくは東京23FCの話題は続くだろう。
HPにアクセス集中して問い合わせ出来ないからと、一部メディア担当が、俺に話を聞きたいと連絡が来たほど。
まだ、今ならまだ何とか出来るよ。
誠意を持って、そして社会的責任やクラブの判断ではこれからの東京23FCの未来は大きく変わってしまう大事な場面。
僕らは東京23FCをJリーグに上げることは出来なかったけど、今いるメンバー、スタッフ、そしてこれから東京23FCに関わってくれる方々、皆さんが力を合わせれば必ずJリーグに行けると信じてる。
だからこそ、その同じ方向を見れない選手やスタッフはクラブには必要ないし、元Jリーガーだとか海外でプレーしてたとかにも依存する必要は無い。
今、この問題はただの地域リーグの1試合で起こった小ちゃな出来事では無くて、スポーツだ関係ない、社会的問題に変わりつつある。
その現場にいると気付かない事の方が多いとは思う。
でも、クラブが思っている以上、何倍もの問題になってるのをちゃんと認識して、世間の皆様が納得し、東京23FCとして、誠意を見せて答えを示さないとまずいよ。
「サッカー」をしようよ