教育の延長線上で
オリンピックの3位決定戦となったサッカーの日本代表対メキシコ代表の試合。
そして決勝となったブラジル代表対スペイン代表の試合をご覧になりましたか?
ブラジルの優勝で幕を閉じた男子サッカー。
世界と比較して、日本代表も強くなっているものの、まだまだ世界との壁を感じた大会でした。
特に決勝戦はライブで中継を観ていましたが、文化にフットボールが根付いているという言葉で済ましてしまったらそれまでですが、体育を始め、教育の延長線上でサッカーをツールに小さい時から育てられてきた日本人と、貧困で苦しむ家族をサッカーで助けたいなど、何かを勝ち取るために自ら進んで学び、厳しい環境の中で育てられてきたブラジルやスペインでは、サッカー戦術やサッカーの理解度に大きな差を感じずにはいられなかった。
これは昔から感じていたことではあったが、日本も上手くなっているが、真の強さの部分ではまだ世界には届かなかった。
日本という狭い島国で、小さい頃から敷かれたレールに乗せられ狭い世界観でスポーツ教育が行われている中から、若くして海外で活躍する選手達が増えてきて向こうの文化やサッカーを学んでいる選手達が増えてきた今。
あとは、その個をしっかりと組織として、グループとして力を出せる能力が必要。
僕のスクール「MASAKI SPORTS ACADEMEY」に所属している選手達やイベントに参加してくれている選手達、保護者の方々はもうわかってると思う。
僕自身、改めて育成年代の選手達に対してやらなきゃいけないことが明確になった。
全く間違っていなかった。これから楽しみだ。