たった一つ。
とらわれてきた常識。
壊していきたいものは世の中にいっぱいある。
でも、僕らが生まれてくる前から行われてきてる事が多く、その常識を変えることは非常に難しい。
もちろん、そんなカッチカチな常識を1人の力で覆すことも出来ない。そこには仲間が必要であり、仲間の理解、そして、その仲間が持つ常識をまず変えられなければ、世の中の常識を変えることは出来ない。
出来ないからやらないんじゃなくて、どうしたらそれが出来るのかをずっと考えてきた。
人の固定観念を変えるということは並大抵の事じゃない。
今までのやり方はこうだったから〜
今までの時代はこうだったから〜
普通はこうするものだから〜
それをやるのは難しいでしょう〜
などなど、
そのベースが人の根本にあると、どんなに良いものでも受け入れてもらえるまでに時間がかかる。
いや、受け入れてもらえたら、それだけいいのかもしれない。
先日、プロ野球の日本ハムファイターズに新庄剛志さんが監督、、、
新庄ビッグボスでしたね。笑
「監督」という、お堅いイメージがある中で、新庄さんのあの就任会見を観て、皆様はどう思ったでしょうか?
僕は新庄さんが現役の時から推しなので、期待の方が遥かに高いですし、皆さんも同じだとは思いますが、業界の方々からしたらわりとそうじゃない見方もあるとか。。
チャラ男だ、言葉や行動が軽い。だから、監督らしくない。
これが固定観念ですよね。
でも、表向きはチャラくても新庄さんはめちゃくちゃ努力家だとよく聞きます。
その様な方が、様々な発信をしてくれることで、その業界の常識を壊し、新しい常識を作り出すんだと思う。
日本ハムファイターズは何かと面白いことをやってくれる。資格やライセンスが無くては指導者が出来ない日本サッカーとは違い、今回の新庄ビッグボス誕生も正直、日ハムだったから出来たと思っています。
MLBのロサンゼルス・エンゼルスで活躍している大谷翔平選手の二刀流解禁の “ 非常識 ” を認めたのも最初は日本ハムファイターズ。
今では、オータニ = 二刀流のイメージが定着し、その二刀流を目指すちびっこ達が増えてきたけど、あの当時も多くの人が、
「できそうだけど無理じゃない?」とか、「怪我しちゃうんじゃない?」とか、様々な声が上がりました。
でも、本人の努力と多くの方々のサポートで、とんでもない選手へと上り詰めていきました。
今回の新庄さんを受け入れた日ハムの判断は素晴らしいと思いました。クラブの懐の広さというか。
元々、“ 常識 ”も、最初は “ 非常識 ” だったはず。
その非常識が、多くの人に認められ、当たり前になった時に人々の“ 常識 “に変わる。
もちろん、ビッグボス新庄も来年のプロ野球で散々な結果だったら、今までの常識に負け、「ほらな。やっぱりチャラ男じゃダメだった」で、終わってしまう。
じゃ、どうやったら非常識が常識に変わるの?
それはたった一つ。
行動を起こして、実績(結果)を残すだけ。
賛否両論はあるけど、いつの時代も時代を変える変革者は、周囲から認められないところからスタートすることがほとんど。。
ビッグボス新庄には、野球界をひっくり返すぐらいの、試合結果と応援してくれる方々が皆さん楽しめるエンターテイメント「新庄劇場」を期待しています。
しかし、クラブオーナーの真横で、
「僕は(新庄さん)、優勝なんか一切、目指しません」
の新庄節は痺れたし、相変わらずカッコいいな〜って思いました。
監督に就任した皆さん、嘘でもあの様な場では優勝出来る様に頑張ります!みたいな発言をしてる中で、あの会見は今は新庄さんにしか出来ない会見だと思う。
そして
監督に就任した人が、みんなそう言う発言をするというと思っていた、これも勝手な「固定概念」ですね。
楽しみです。