日本閣

西川のおばさん、いおりさん達見てるかな？？

西川のおじさんにも届いてるといいな。

長い間、日本のサッカー界に計り知れないほどの貢献をありがとうございました！

静岡県にあるサッカー旅館として有名な日本閣が閉館した。

Ｊリーグを支えてきた歴代のスター選手達を多く輩出してきた清水商業高校（現桜ヶ丘）

その強豪サッカー部の選手を下宿先として受け入れてくれていた日本閣。

僕も憧れの川口能活選手を追うように、横浜から静岡に渡り、この日本閣ではここで多くの思い出があります。

いや、

というより、高校3年間の中で1番、印象が強い期間をここの日本閣で僕は過ごしました。

コロナ禍になり、色々と自分の事業もだし、うまく行かないことも多かったけど、その中でもこの日本閣閉館が1番、悔しいし、本気でコロナを憎いと感じました。

この記事書きながらでも、なんかうるうるしてきちゃう。

サッカーの素晴らしい先輩方が出たからすごいと思われるかと思いますが、ここで西川のおじさん、おばさん、伊織さん達、皆さんの温かさ、そして愛のある厳しさ、そして選手達の一番のサポーターで居てくれたあの方々が、あの日本閣にいたから、清商を出た選手達はサッカー選手はもちろん、社会に出ても様々なエリアで、様々な分野でご活躍をしていける人間性を育めたと思ってます。

僕も当時は親元を離れホームシック、怪我などがあり、気が滅入ってしまいサッカーどころじゃない時も優しく、そして厳しくおじさんやおばさんに助けていただき、助けてもらってばかりだといけないと、旅館の皿洗いやお客様へのご飯の配膳のお手伝いをさせてもらったりと、今でも昨日の事のように覚えてます。

いおりさんには当時、まだ音楽プレーヤーがMDや CDの時代で、やっぱり高校生でお金もあるわけじゃない、でも流行りの音楽をTSUTAYAとかで借りるのも節約したい様な時に、当時流行りの音楽ランキングを一つのCDにいおりさんがまとめてくれて、僕に渡してくれたり。その音楽を聴きながら試合会場に向かったり。

あの時、聞いていた音楽を今でも、TVで流れたりして聴くことがあるけど、毎回あの頃を思い出します。

下宿生がサッカーに打ち込める環境、

そして教科書の勉強ではない、本当に大切な事を教えてくれた偉大な方々の存在。

僕が小学校の頃から日本閣にはお世話になり、多感な時期に様々な経験をさせていただきました。

間違いなく、ここ日本閣で過ごした時間が無かったら今の平川正城はいない。