お金の使い方
こんにちは。
いよいよ、2022年も終わりに近づいて来ました。
仕事とはまた違った意味で、忙しくされてる方が多いかと思います。
今年も色々なことがありました。
まだ収まってはいないものの、新型コロナウィルスによって止まっていた時計が動き出し、数年前の当たり前が徐々に戻ってきました。
8月には久々に海外にも向かうことが出来て、日本のサッカー少年達に、海外サッカーや文化に触れさせてあげる事が出来ました。
2023年もまたいい年にしていきたいですね。
さて、年始に向けてこども達が楽しみにしているであろうお年玉ですが、お年玉は渡すものの、そのお金の使い道などに親が口だししてないですか??
海外などでも良く言われている事ですが、こういったイベントを通じて、目に見えてお金を子どもに渡せるお年玉を通じて、子のマネーリテラシー向上のために時間が使えると良いですね。
ちなみに僕は子ども時代のことを思い出してみても、お年玉はもらっていましたが、そのお金の使い道は親からあーしなさい、こーしなさい言われた記憶はありません。
どんなにくだらない買い物でも、親は何一つ文句を言わず、僕の判断や行動を尊重してくれていた気がします。
しかし、最近は割と大きな金額を多くの方々から貰うこどもも多いからか、「貯金しなさい」などと言う親も増えてきました。本人名義の預金口座に入れて使わせなかったり、親がまとめて預かって管理などをする方も多いですね。
もちろん、こども自身から「新しく出るゲームを買いたいから貯金する」と、子どもが自発的に貯金する分には全く問題ありません。それは子どもながらにゲームを買いたいという「目的」があり、その目的を達成するために、手段が「貯金」になっているので、今は何を優先してやるべきかを、本人が理解しているからいい事だと思います。
お年玉をあげたときの親の行動は「子のお年玉の使い道を親が制限しない」という部分で、子の自主性や判断力を養う上でも大切なことだと思います。
何もなくただ、「貯金しなさい」と命令するのは親の思考停止。
また親のその発言の裏には、お金の無駄遣いをしてほしくないという気持ちがあると思います。
でも、人がもっとも学ぶことができるのは、やっぱり失敗経験からだと思うし、こどもの時のお金の失敗なんてとても可愛いものです。その体験から、こどもの大きな成長を手にいれられるなら良くない?
小学校半ばくらいになれば、子どもは親に言われなくても、「あんなもの買うんじゃなかった」「あれを我慢しておけば、これが買えたのに」などわかります。
僕自身も、小さい時にこれを買ったけど、次に見たこっちが欲しくなったけど我慢した経験もあるし、こんなことは大人になってからもある話。
お年玉という、こども達は普段ではまとめて目にすることのない大金を手にし、気が大きくなって散財してしまえば、なぜ、こんなものを買ったのかと後に後悔もするし、次からはどうすべきかなどを、子どもながらに考えます。
そうやって失敗に対する耐性、失敗から立ち直る精神力、失敗に学ぶ学習能力などをこういう一年に一回のイベントで育んでいきたいですね。
まとめると、親から見れば子どもの無駄遣いに小言の一つも言いたくなりますが、無駄にしか思えない使い方だったとしても成長の過程で必要な経験なのです。
ぜひ、お父さん、お母さん、広い心でお試しあれ。
2022年も大変お世話になりました。