百聞は一見に如かず
明けましておめでとうございます。
2024年も様々なチャレンジをしていきます!
引き続き、平川正城を宜しくお願いします。
さて、今回は経験についてを書きたいと思います。
この長い人生、何歳になっても、経験は大事。
刺激が無くてはやはりつまらないし、見て、感じて、学ぶ事は大人になればなるほど、自分からアクションを起こさなくては学べなくなっていきます。
それはこども達も一緒です。
経験に勝るものはない。
過去に何度か僕の公式ブログとかにも書きましたが、経験は、こどもの成長においてものすごく大きな影響を与えます。
今の時代だと、批判すら受けそうな例えだけど「ストーブは熱いから危ない」と、大人が言葉で100回、こどもに伝えるよりも、1度少し熱いくらいのストーブを自分の不注意やミスで触らせた方が一発で子どもには伝わる。
誰と書いちゃうとアレなんで控えますが、あの大手企業の経営者とお話をさせていただいた際に、教育についての工夫などを聞いたことがあって、千葉県にある現実を忘れさせてくれるネズミ王国で、小学校低学年の我が子とわざとはぐれて、一定の距離を置いて迷子にさせて、見える距離に置きながらのんびり追っかけた話を聞きました。
「百聞は一見に如かず」
ならぬ
「百間は一経験に如かす」
幼少期は沢山の経験を早い時期からするべきだと思います。国語、算数のような学校でのテキスト学習よりも、何が起こるかわからないアドリブばかりの生活の中の経験から学んでほしいです。
この時期は、様々な場所で、多くのご家族がお出かけをされているのを見ますが、子どものその行動に対し、まだ何も答えが出ていない中で「それは危ないからダメ」、「そっちは行かない」、「それは触らないで」などと、親がこどもの行動をセーブする場面を良く見ます。
じゃ、お友達の作り方って、我々小さい時に学びましたか??
それと同じで、こう言った経験は教えてもらうのではありません。
昔、小学校一年生の子が公園で
A君「ねーねーお友達になろうよ?」
B君「うん、いーよー」
みたいな、可愛いやりとりを見たことがありますが、こども達が小さいながら自分で考え、必要だと思うから起こす行動や言動であり、それを大人が阻止する必要はない。
そりゃ命や大怪我に繋がる可能性のあることは別よ?
ちゃんと安全が保たれる環境下の中でこども達を野放しにしてあげる事は大事。
僕も公園の木登りから落ちて軽い怪我をしたり、海のテトラポッドの上でずっこけて顔が血まみれになった経験がありますが、自分で行った判断や行動で褒められたりした成功体験は、今でもはっきり覚えてるし、痛い思いをした経験や怒られた経験は、これなら大丈夫。これは怖いからしたくない。とちゃんとジャッジが出来てきました。
失敗すること、悲しむこと、悔しいこと、ヤバい、とピンチを感じることも大切。
大人が「それはダメよ」ではなく、人に迷惑をかけなければ、別にダメなことでもやらせてみてもいいものもあると思います。最近は親側が周りの人目を気にする方が増えたので、残念だな〜と思います。
これから先、つまずいてもその困難を乗り切る力など「生きる力」を身につけた大人になるためには人生経験がいちばんの学び。
正直、学校の勉強はそこ教えてくれません。
ご家庭でもいろいろな経験をさせてあげてほしいです。それを経験しているかどうかで、その後の人生の様々な見え方や感じ方が変わります。