エピソード2「選手ファーストとは」

エピソード1を公開して、色々な方々に記事を見て頂き、また沢山の方にSNS上でシェアしていただけたみたいですごい嬉しかったです。
意外にも需要あるんですね。
でも、こないだお会いした方に言われたのは
「平川さんって実在するんですね。なんかSNS上の方というイメージでした笑」
これって良いのか?、、、笑
でも、確かにSNSを通じて、僕を知ってくれた方ってめちゃくちゃ多いし、僕の普段がミステリアス(どんな生活をしてるのか的な意味らしい)で興味あるんですよねと割と会う人に言われるんですよね。
興味を持ってくださるのはとても嬉しいですし、そういう方々の期待に応えていきたいですね。
では、
前回の続き〔エピソード2〕も宜しくお願いします。

様々な日本のサッカースクールへ勉強
Jリーグクラブが抱えている問題点、日本のサッカースクールの課題、選手ファーストを謳っている所の現状、、
気にしだしたら、興味が止まらなくなりました。
そこで今のマサキスポーツアカデミー設立前に日本の様々なサッカースクールにお勉強させていただきました。
国内でも幅広く展開しているサッカースクールや、FCバルセロナ(スペイン)、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)など、海外サッカースクールも含め、様々な場所でお世話になってきました。

FCバルセロナスタッフ時代の平川

ボカ・ジュニアーズスタッフ時代の平川
この目的としては
①各サッカースクールの選手に落とし込んでいくカリキュラムのシステムがどの様になっているか。
②その中で発生するユーザーからのクレームと対処策。その他、サッカースクールビジネスの中で発生するクレーム等の確認。
③サッカースクールでの顧客満足度はどこで獲得出来るのか(短期獲得のもの、長期獲得のもの)
主にこの①〜③を様々なサッカースクールで、どの様に対応しているのかを、一年単位でスクールを移動しながら約5年かけて学びました。
正直な所、ほんとサッカースクールによって指導の色が変わるな〜と思う反面、運営課題としては、如何に生徒の集客に繋がるかにフォーカスした運営方法&集客方法を密に突き詰めていました。
その最中に「選手ファーストとは?」と考えさせられる局面を様々な場所で目の当たりしました。

サッカースクールとしては、選手にビジネス的にもスクールを辞めてもらいたくない。
でも、ある選手は明らかにサッカーでは無く、他のことをやりたい。中には友達ともっと遊びたいと、素直に僕に話しくれた子もいました。
子どもの意思ではなく、親にサッカーをやらされている感が強く毎週、サッカースクールに連れてこられている様な子もサッカースクールの中にはいました。
そういう時にサッカースクール側が何をしたって?
子どものご機嫌とりと、親への説得ですね
今は我慢どき、、みたいな謎の説明。。。
あの時は本当に違和感でしか無かったし、サッカースクールの費用も高額です。石油でも掘り当てて有り余るお金があるならまだしも、プレイヤーである子どもの意思は尊重されず、サッカースクールと保護者側で事が成立して、会場ではサッカーコーチがサッカーを伝えるのではなく、辞めさせない為に子どものご機嫌を取る。
学年が低い子やあまりにも嫌々が過ぎる子に関しては、現場のスタッフを1人そっち付きっきり要員に回していた場所もありました。
スタッフが数多くて、良い!と言われている場所で、結局そういう対応にスタッフを使われてしまい、本来のサッカースクールのクオリティが提供出来ない事が起こっていた。
誰が得?
まあ、サッカースクールが得かな。
選手が辞めないでくれたら、毎月お月謝が入る。
保護者対応としては、スタッフを当てて如何にも〇〇くんを手厚く見てますアピールが親には出来る。
この辺りから僕の中で
本当の「選手ファーストって一体なに?」
と、僕自身の中で考える葛藤と、これは日本のスポーツビジネス的には、絶対やらなきゃいけないことなのか?他の解決策はあるのか?妥協点は?
などを考える様になっていった。

自身のアカデミー設立へ
良いも、悪いも様々な場所で見させていただき、正直、自分が納得できるサッカースクールは日本にはない事がわかった。
無いなら、もう今まで学んだ事を活かして、最高のサッカースクールを作ろう。
そう思い、動き始めた矢先、右も左も、なんなら学面的な数字もわからないこの僕がサッカースクールを設立に踏み切ろうとしていることに対して、僕の事をよく知る恩師や知人には
「まじで、やめとけ!!」と。
今考えると、周りでサッカースクール設立を賛成してくれる意見ってほんと1人も無かったんじゃないかな?
でも、小さい頃からサッカーしかしてこなかった僕にとって、この時点で既にアカデミー設立を辞める選択肢は無かった。意外に頑固なんでね。

ブランディングの確立
今、多くのJリーガー達も引退後に自身のサッカースクールを立ち上げていますが、日本全国に星の数ほどサッカースクールが増え、当時に有名だった選手がサッカースクールを開いても集客が難しい時代。
僕のサッカーキャリアはパワーが弱いことも充分理解していた。
だからこそ、ただ普通にサッカースクールを設立しても、皆さんがおっしゃる通り、集客に困りボツになることは僕自身、見えていたし理解していた。
なのでスクールの「ブランディング」確立にかなり時間をかけたね。
普通じゃないサッカースクールだったり、珍しいサッカースクールだったり、、、
平川だから出来るよね。という、ブランディングをどうやったら生み出せるか。
そこでまず1発目のブランド作りは、2013年に今のマサキスポーツアカデミー(MSA)の設立を行い、MSAの表記は表に出さず当時、僕がゴールキーパーグローブなどをスポンサーしていただいていた、ドイツのスポーツメーカー「SALLER:ザラー」のお名前をお借りして、ドイツのスポーツメーカーが行うサッカーアカデミーが日本初上陸!ってブランディングにして、様々な仕掛けをしていきました。
スクール名も当時はゴールキーパーだけのアカデミー「SALLERゴールキーパースクール」という名前でスタートしましたが、おかげさまで、当時には真新しい取り組みだったこと、海外から来たスポーツメーカーの取り組みだったという評判で、オープンから集客には困らず、様々なメディアにとりあげていただき、翌年の2024年には多くのお声をいただいて、サッカースクールも開校。
サッカースクールも攻撃性選手育成に特化した「SALLERストライカースクール」というブランディングにて展開をしました。
また、同じ会場、同じ時間で守備のゴールキーパーと攻撃のストライカーが、通常は別々にトレーニングを行っていましたが、月に一回だけ、ゴールキーパーとストライカーが合同でトレーニングを行う「シュートDAY&ゲームDAY」というカリキュラムも人気でした。
これは現在のマサキスポーツアカデミー選手たちにも馴染みがありますよね。
実はこの頃から取り組んでいました。

海外コネクションを活かした取り組み
2014年からドイツのスポーツメーカーの手がけるアカデミーとして、様々な海外コネクションができる様になりました。
僕自身もこの頃から年に数回、あちこち海外へ行き来させていただくようになり、海外サッカーを現地で観て、肌で感じ、知れば知るほど、島国である日本では間違いなく得る事が出来ない感覚や学びが多すぎて、衝撃を受けました。
これはスポーツだけではなく、スポーツと地域の繋がりや自治体とスポーツもそう。日本ではあり得ないようなことが海外では当たり前に起こっている。
この感覚を小さい時から持ってサッカーを始め、日常生活を過ごしていくことで、間違いなく日本人離れした才能が育っていくと確信していたし、才能ある子ども達をたまたま育った「偶然の産物」にするのでは無く、計画的産物としてアカデミーにて育成していく。
それに僕もおかげさまでかなり色々な経験をさせていただいてるので、この経験をどんどんアカデミーの形として生み出していき、サッカーを通じて 人として大きな成長に繋がる 育成が可能な仕組みを作る。
これが出来るのが、スポーツの特徴であり、最大の魅力。
今のマサキスポーツアカデミーの取り組みなどをご存知の方はお分かりだと思いますが、国内・国外の様々な活動の中で、年齢の小さい子ども達が自らチャンスを掴み、そのチャンスを自身の力と努力で手繰り寄せ、獲得してもらう制度が生まれたわけです。

スポーツを通じて、人が成長する環境を整備する。
その中にはもちろん競争があり、競争を通じて、喜怒哀楽が存在する。
その気持ちを持つ選手、持たない選手、またその様な環境にいる選手といない選手とでは一年、365日の成長曲線は桁違いに変わってくる。
ここをあえて刺激して、選手をいい意味で煽ってあげる事が、僕が出来る本当の「選手ファースト」だと思い、様々な活動に活かして動いている。
「エピソード3」は、8月24日(日)に公開