エピソード5「本当のビジネスとは」

2025.09.06

こんにちは。

一ヶ月間、毎週平川ブログを更新せていただいてますが、楽しんでいただけてますでしょうか?笑

意外に平川って真面目なんだな、ってのが文章を通じて伝わってくれたら良いなと思っています。笑

今回のエピソードはいよいよ、僕が大きく動き出した話をしていきたいと思います。

MSAエナジーパーク建設

全国の企業が積極的に電気料金削減に努めていただけた事で、色々と資金が作る事が出来、2019年頃から、色々な方々のお力もお借りしながら、グランド建設計画を水面下で進めていました。

僕達の会社で取り組んでいる「MSAエナジープロジェクト」を通じて、全国の企業が自社のコスト削減に積極的に取り組んでくださることで、子ども達の環境が変わっていく、皆さんのエナジーが集まる公園として、「MSAエナジーパーク」というグランド建設計画&準備をしてきました。

2021年4月に神奈川県相模原市に設立

これまで横浜、町田、相模原と様々なエリアで開催をしていたスポーツアカデミー事業を、このMSAエナジーパークに集約させて、2021年4月から開催をしていきました。

やはり、グランドを持つ事で出来る事が増える事。

あと、この全国企業から集まる固定費用削減の一部を用いたグランド建設計画のモデルができる事で、参加する全国企業から集まる資金を、その地域に落としていき、様々なエリアにグランドづくりが行えること。

企業は固定費削減にて大幅な利益が埋めるだけではなく、企業のあるエリアのスポーツを頑張る子ども達やグランド環境を応援(スポンサー)出来ることで、宣伝・広告も付加価値で打てるようになる。

また、グランドが増える事で、地域の子ども達の活動場所が増えるだけではなく、プロを引退したアスリート達が自分のキャリアを活かした次世代に伝えていく仕事をグランドを使用して行う事が可能になるので、雇用が生まれる。

それにより、プロアスリート達のセカンドキャリアと言われている部分の支援が出来る。

最初はこの部分の想いが強く、このMSAエナジープロジェクトは主にグランドづくり(場所づくり)に、力を入れて活動をしていました。

会費を取らないサッカースクール誕生秘話

エピソード4「出る杭は打たれる」にて、書きましたが、コロナ禍に入り、子ども達を集めて活動をする事で同業者からとてつもない誹謗中傷を受けました。

その中でも僕の中にある “ 何か ” を刺激した言葉で

「MSA以外のスポーツアカデミーは国の指示に従い、活動をしたくてもしていない中で、MSAは会員以外の子ども達にもいい顔をして、このチャンスを活かして自分のアカデミーへの勧誘が目的なんだろう」

火事場泥棒(自身のアカデミーへの客引きや勧誘)なのが見え見えです」

この発言をされた事で、僕の中の何かが

破裂? 亀裂? 壊れた?

何かがぷっつーんと吹っ切れた感じがした。

勧誘? 生徒泥棒? 

こいつら、、何言ってんだ?笑

そうか!!

MSAがお客さんからお金を頂いている立場で、今の動きをしてしまうと、他のアカデミーからも生徒が来てしまい、仮に僕のアカデミーを気に入ってくれた場合に僕のアカデミーに会費を払って入会をしてきてしまう。

それを同業者はビジネスとして、生徒を呼び込んでいる、勧誘というなら、僕のアカデミーは会費を取らないボランティア状態にしたら、他社から文句言われる筋合いは無いよな。って単純な考えに至りました笑

だって、僕が子ども達を勧誘して、人を集めて、それを収益にして活動をしているわけでなければ、僕はこれでお金集め(ビジネス)をしているわけでは無い。

ある意味、ボランティアや趣味でやっているのと変わらないからね笑

今の日本のスポーツアカデミーは、やはり会費制で1人1人から数千円〜数万円を回収している。

しかも、サッカースクールなどは、一度に100人などへ、指導が出来るわけないので、週一回の指導も最大でも20名ぐらいの生徒数。

単純な計算で、週一回参加の1人(会費:10,000円と仮定)×20名(MAX定員)=200,000円の月会費収益

これを平日に月曜日〜金曜日までの5日間、アカデミー活動をしたとして

200,000円(1日の会費)×週5日間=1,000,000円

サッカースクールビジネスは、MAXの収益でも月にたった100万しか作れない厳しい業界。

これに会場を借りてたら会場費用、従業員がいれば人件費、物を購入したりすれば経費がかかり、もちろんこの100万円の中から差し引いていく。

運営側からしたら、この貴重な財源となる会費収入を他に会員が奪われる事で失いたく無い気持ちは、同じ業界人としてよく分かる。

どこのスポーツアカデミーに参加したいかを選ぶ権利は、プレーする子ども達にある。

ここに大人のエゴや都合、忖度は必要ない。

僕のマサキスポーツアカデミーのサッカーアカデミーも当時は1人から12,100円の会費を頂いてました。

関東でも会費の高い方のサッカースクールでしたし、それだけの価値を提供できていたから多くの選手が、色々なエリアから参加してくれていました。

今はそれを撤廃して、12,100円頂いていた時よりも環境、待遇、クオリティーが更に良くなった上、会費が全選手無料という日本初の取り組みを実施。

本当の意味での選手ファーストであり、子ども達がたくさんあるスポーツアカデミーの中で、大人のめんどくさい事情を気にせず「ここに行きたい!」と、選択が出来る状況を作り、周りに勧誘だ、子どもを使った金儲けだ、などを言わすことのない、今のMSAブランドを作り出すことが出来ました。

問題児、平川がこの様な取り組みをしたことで、様々なメディアでも話題となり、今まで騒いでいた同業者は、びっくりするぐらい静かになりました。笑

どうやって経営??

とはいえ、会社である以上、経営をしていかなくてはいけません。

サッカースクールの運営には絶対的生命線となる会費を頂かないなら、どこから資金を生んでいるのか??

それが今回、最初に書かせていただいたMSAエナジープロジェクト」なんです。

ビジネスにおいてお金を稼ぐことは大事ですが、ただ稼げばいいわけでもない。

関わる方々、皆さんが納得して弊社に関わり、それを通じて、子ども達のスポーツを応援する。

視点を変えて見てみると、スポーツアカデミーの資金作りの仕方も変わる。

「エピソード6」は、9月13日(土)に公開

最終章!!

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PROFILE

平川正城(Masaki Hirakawa)

<選手歴>
横浜すみれSC→コミュニティFC→清水商業高校→湘南ベルマーレU-18→湘南ベルマーレ(J2)→ザスパ草津(現J2ザスパクサツ群馬)→Y.S横浜 (★神奈川県国体代表選手)→S.C.相模原 (★神奈川県国体代表選手)→東京23FC (★神奈川県国体代表選手)→YOKOHAMA FIFTY CLUB

<指導歴>
Y.S.C.C.スクール・ユース・コスモスGKコーチ→FCバルセロナキッズキャンプコーチ→キリンビバレッジサッカーフィールドコーチ→SCHサッカースクールコーチ→ファンルーツアカデミーコーチ→Jフロンテッジ&東急レイエスコーチ→横浜すみれSCテクニカルアドバイザー・GKコーチ→ボカ・ジュニアーズジャパンスクールコーチ→SALLERゴールキーパースクール、SALLERストライカースクール(現MSAゴールキーパースクール、MSAサッカースクール)→NIKEエリートトレーニング・NIKE FC ・NIKE MOST WANTEDスカウトマン兼任コーチ→帝京平成大学女子サッカー部ゴールキーパーコーチ

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