指導
最近、多くの方々からSNSやブログなどを通じてご連絡を頂く機会が増えてきました。
全て、目を通しています。
中でもサッカー指導者の方々からのメッセージが多いです。
『平川さんの指導してる所を見学って出来ますか?』
なんてのが有り難いことに多いんですが、これってどうなんですかね?
トレーニングメニューを見たいのか僕の指導してる所をみたいのか、それ以外の理由があるのか。
僕はいつでもご自由にどうぞ!
とお返事をさせていただいてます。
僕自身、『教えている』感覚はありません。
選手がサッカーに夢中になれる環境、仲間、選手を盛り上げるコーチング。
これだけで選手は自らぐんぐん伸びていきます。
サッカーはセオリー通りにいかないのがサッカー。
自分自身でそのプレーの瞬間に判断、答えを決めていく。これがサッカーでは大事なこと。
最近のコーチはあれや、これや親切に教えている方もいるけれど、果たして選手のためになっているか?といったら正直、わからない。
最近はプレーの中でアドリブの効く選手が少なくなっていると感じてる。
習った事以外のプレーが出たら自分で対応出来ないなど。
それは指導者やサッカーに関わる大人がそう育ててしまっているんだと思う。
サッカーは正直、教わってやるものではない。
サッカースクールを運営している僕が言う事ではないけど(笑)
ただ、日本ではサッカーのプロリーグがあり、その上には海外サッカーといった一流が集まるカテゴリーがある。
そこを目指し頑張っている選手が多いので、僕達のやるべき事はサッカーを教える事よりも質の高いサッカーをプレー出来る環境をサッカースクール(サッカー塾)で作っていくこと。
これに尽きると思います。
サッカーの楽しさを伝えるのがサッカー指導者がやるべき本当の指導だと思う。