声
昨日はブラインドサッカーのイベントにご招待をしていただいたので、参加させていただきました。
僕が二十歳ぐらいの頃に一度、ブラインドサッカー体験はさせてもらいましたが、その時とはまた違った感覚でした。
昔はほんとになにも恐れがなくTHE『体験』って感覚が強かったけど、今回は体験して色んな感情だったりが入り交じりながらプレーが出来ました。
またブラインドサッカー日本代表のはじさん(寺西 一選手)が講師として来てくれました。
僕もサッカースクールなどで選手に『しゃべって』とか『声を出そう』と意識を持たせる為に常に問いかけてるけど、子ども達は声がどれだけ大事な役割を果たしているのか、コーチが声を出せって言うから『へぃ!』とボールを呼んでみる。
声を出す、本当の理由を知らないでいるだろう。
当たり前の様に出してる僕らの声はブラインドサッカーでは本当に大事な役割になっています。これはブラインドサッカーに限らないけどね。
むしろ無くては成り立たないんじゃないかな。
また人間の視覚情報は人間が得られる情報のおよそ8割を占めていると言われていて、この視覚が無くなった時の恐怖感や不安感。
ただ、逆にこの感覚を持ちながら目の前に広がった暗闇の中で、音など少しの情報を元に頭の中で絵をイメージさせるトレーニング、またそのイメージの絵を現実とマッチングさせるために頭をフル回転させ、体の神経を研ぎ澄ませるトレーニングが出来たらすごく良いなと自分でプレーしながら思った。
僕は子ども達を変えていくよ。
『細胞レベルでサッカー、感じてる?』
ブルゾン マサキ(笑)