真似
昨日の深夜に面白い番組がやってました。
すごくビビっと来るものがあったので、記事にしておきます。
マイクテストなどで使われている「本日は晴天なり」という言葉。
この言葉が使われる様になった由来としてこれは英語の”It’s a fine day.”を直訳したものとされており(”It is fine day.”, ”Today it’s fine.”など諸説アリ)、原文ならば音声の周波数成分が満遍なく含まれていると考えられたために用いられたとされるが、当時、メディア関係の先進国でもあったアメリカがマイクテストでこの”It’s a fine day.”を使っていた事からこれを日本語に直訳して日本で使用していたと言われている。
今のアメリカでは「One, two, three, four. This is a microphone test.」などが使われており、”It’s a fine day.”と使われる事が無くなったと言われていますが、日本では本来、真似なくてはいけない肝心な所を真似せずに当初の意味を失ってしまっていた。
これはサッカー界にも言えることだと思ってる。
日本サッカーの歴史もまだまだ浅い。
偉大なる先輩国達のフットボールの歴史で尊敬できるところは真似させていただき、そこに日本国としての良さを乗せていく事によって日本らしさのサッカーが築けるはずなんだが、今の日本は結果的に外観ばかりにお金や時間をかけ、真似ようとしているものの一番真似しなくてはいけない大事な部分を見失っている。
これに気づける大人が増えてくればもっとサッカー界も成長すると思うんだけどな。