世界
いよいよ、大会が始まりました。
相変わらず、メキシコの時に続いて、MSAが世界でも名が知れ渡っているのか、多くの国の方々に可愛がってもらい声をかけていただき、本当に光栄です。
そして、指導者としてここに来るたびに、様々なことに気付かされ、指導者として日本で伝えていかなくてはいけない事が明確になってきます。
また、日本のフットボールのレベルが上がっている様で、実はそうではないのかもしれない。
いや、間違いなくレベルは上がってはいる。
でも、周りはもっと上がっている。
毎年、課題を露呈してくれるこの大会のレベルの高さに感謝して、今MSAの代表として日本各地から集まっている選手達のサッカー感が、帰国後に大きな変化をもたらしてくれる様に、サポートしていきたい。
結果も大事だけど、サッカーを始めて間もない子ども達は、これから更に長い人生や、サッカーの場がある。
世界に勝つ事も大事だが、そんなに甘くない。
ただ、間違いなく言えるのは、今の経験は日本では体験出来ないし、いくらお金を払ってもこの経験値は買う事は出来ない。
その経験値を日本で活かす為、この経験値を維持しながら、日本で更に何倍にも膨らましていくことがもっとも大事。
その手段を僕は子ども達に伝えていかなくてはいけない。
大事な初戦。落としました。
でも、この負けには大きな価値がある。
失点の数だけ、反省点がある。
子ども達は本気になった「世界」を肌で感じてます。