最大限に活かせる組織
最近では大手企業でも「副業」を認めるところが増えて来ましたね。
働く側からしても様々な収入源が確保できて良い部分もあるし、企業側も「雇用」を維持しながら、社員の「ワークシェアリング」や「収入調整」を実現させる制度を導入していくことで、その方々が持つ人脈など、今まで作れなかった部分のルートなんかも生まれ、また新しい事業の展開などに繋げる事も出来る。
これからの組織社会では間違いなく一般的になっていくかと思います。
もちろん、それに伴い、企業に雇われる側となる人間が「副業」を出来るだけの「個の価値」を持てるのかなども重要にはなってきます。
最近ではSNSなどの普及もあり、TVメディア媒体などを使用しなくても、世の中に自分のやっている事を発信して、それをビジネスに繋げられている方々も少なくはありません。
昔からの日本では多くあった、 “1つの場所で” という概念が少しずつ変化してきました。
スポーツでも、昔から囲い文化があります。
〇〇のチームに所属をしてるから、他のチームやスクールにはいっちゃダメ。
そっちにいくなら辞めてからいけ。
行くなら試合には使わない。
そんな言葉を並べて、外へ行く事を阻止することは、未だにスポーツ業界には多々あります。
ここにはあまり書きませんが、自分の元から離れて、外に行かれることで都合が悪い事が多々あるのでしょう。
その様な発言をされる方は、自分に自信の無い方が多いのだと思います。
しかし、話は戻りますが、企業で考えたら外で活動出来ることを認めたら、互いにメリットがあります。
スポーツ界でも「個の価値」をしっかりと評価して、チームとして雇用や所属し続けるメリットを作り、外でも活躍出来る場を作る事が出来たら、またチームでも新しい取り組みやまた新しい形が生まれていくでしょうね。
企業としては個人の「副業」を認め、それを「複業(パラレルキャリア)」の設計デザインとして、企業(組織)が理解を持った時に、また新しい発見や出会いがあり、その積み重ねから皆様が喜んでいただける企画や商品が生まれる。
昔以上に、スポーツも経済でも個の持つ特徴が、活きる時代になってきたことは、非常に面白くなってきました。
価値を生み出す見方を少し変えられる指導者や起業者が増える事で、選手や企業で働く従業員の持つ力を最大限に活かせる組織を作れます。
それが本当の〇〇ファーストですよね。
そんな考え方の方々が増えていくことを願ってます。