えんとつ町のプペル
西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」を観てきました。
正直、西野亮廣さんの事は良くわかりませんが、活躍を聞いたり、見たりしていてエンターテイナーとしてみんなが笑顔に、みんなを楽しませたいという気持ちで動かれている方なのかな?と、勝手に思っていて、その西野亮廣さんが作ったとなると見てみたいと映画館で観てきました。
たぶん、どの業界でも刺さる内容だと。気持ちのよいストレートな映画だった。
特に僕らスポーツ業界の人間が見たら、かなり共感できる内容と素晴らしい表現とメッセージ性がある様に感じました。
「信じて、信じて、世界を変えろ」
すごく良い言葉ですよね。
この映画ですら、たぶん設定があざといとか、つまらない。ストーリーが微妙。世間的な評価に騙されてはいけないとか、胡散臭い作品とか所謂、大人が見たらつまらないなどアンチが出るんだとは思うけどそれで良いんですよ。
こればっかりは好みだし、そんな様な反してくる人達がいるから、西野亮廣さんがメッセージとして伝えたいと、この様な作品が出来たんだから。
世界中の人を全員振り向かせる事なんて不可能。
全員が同じ感情、同じ思考、右向け右と発したら全員が右を向く様に作られたロボットだとしたら、それは可能かもしれないけど、一人として同じ人間は存在しない。
だから、このえんとつ町のプペルに限らず、様々な作品を観て、それに対して、皆さんが様々な評価をする。そこには必ず好き、嫌いもある。
遊園地のお化け屋敷が好きな人、嫌いな人が真っ二つに分かれるように。
是非、子ども達のみならず、多くの大人の方に心を無にして観てもらい作品。
僕たちは子ども達に夢を持つ大切さを伝えている。
その一つの方法として、スポーツをという素晴らしいコンテンツを使って、上を向く重要さを伝えてる。
その中で、一定のとこまで来た時に見えない暗雲の先に向かわなくては行けないこともある。
そこへ向かう覚悟を決められなく、”夢”を諦めてしまう人が多くいる。誘惑に負けて”夢”に向かうのを断念する人もいる。
見えない所に向かう事って、すごく勇気のいる事であり、そこに挑戦するのってすごく大変なこと。
だから上を向くことをやめさせたくないし、続けた先には必ず”夢”がある。
僕も昔から友達いないし、ずっと自分の夢ばかり追って来た。
気づいたら周りから「変わり者」や「悪者」扱いもされてきた。
でも、そんな時に助けてくれたのは自分を応援してくれていた家族や、そんな中でも平川ならやりかねないんじゃない?とちょっとばかしでも僕に期待をしてくれていた人達だった。
自分の夢を語っても、「そりゃ無理っしょ」などの否定も散々受けて来た。なんなら笑われた事もある。
でも、どうしても僕にはやった人が居ないから形が無い=それは出来ない事と決めつけてる様にしか思えなかった。
絶対、そういうのがあったら良いなと、人には話さないけど思っている人もいる、やりたかったけど、自分にはそのパワーが無く出来なかったとしょうがなく諦めた人もいるんだと思う。
だったら、出来る可能性のある人が舵を切り、船を出せばいいじゃん。
一緒にやりたい人、
一緒に夢を追いたい人
一緒に楽しみたい人
乗りたい人が自由に乗れる船を、自分が出したらいいと思って、今まで僕自身、信じて動いて来ました。
なので、業種やジャンルは違えど西野亮廣さんの感覚には共感しました。
またメディアにコントロールされている現代の状況と色々重なるものがあって、すごく心を揺さぶられて、その中で戦う難しさや人への影響などが描かれていてわかりやすかった。
一緒懸命に動いていれば、信じてくれる人がいる。
それを応援してくれる人達が出てくるからまた頑張れる。それと同時に、信じたい人がいるから頑張れたりする。
えんとつ町のプペルはその辺りがひねりが無く、ストレートに描かれていて分かりやすかったし、本当に大切なことがちゃんと描かれていました。
年末に心が明るくなりました。
夢は何歳になっても、持って恥ずかしいことはない。僕も叶えられた夢もあれば、まだまだやりたい夢が沢山ある。
2021年、もっともっと皆様に楽しんでもらえる物を作っていきます。