時間は過ぎ
東日本大地震から11年。
あっという間に時間は過ぎていきましたね。
でも、まだあの揺れを身体が覚えてる。
あれから遊園地やサッカー中に様々な揺れを身体は受けているはずなのに、あの都内で受けた大きな揺れを身体がはっきりと覚えてる。
東日本大地震の後、僕たちは様々な企業様の想いも背負い気仙沼へ。
遊び場を奪われた、住む場所、中には家族をも奪われた被災地の子供達に何か出来ないかとサッカー道具とプレゼントするサッカーユニホームをぱんぱんに詰めた車を走らせ、気仙沼市立新月中学校へ。
現地の子ども達と一緒にサッカーをしました。
スポーツをしている時のこども達の笑顔には嘘が無く、あの瞬間に僕はスポーツが持つ、本当のパワー、魔法の力を知った様な気がしました。
約2時間、こども達とボールを蹴って、その後は被災地の現状を把握しようと、怖かったけど街中へ。
街中に船がひっくり帰っていたり、「今、この家建ててるの??」ってぐらい、壁が無くなった骨組みだけの家がたくさん並び、道の脇にはがれきの山。。
これが本当に日本で起こっているのか?
映画の撮影かなんかじゃないのか?と、信じたくない状況が広がっていました。
物凄い光景を目にして、言葉が出なく、何も出来ない無力さを感じたの今でもはっきりと覚えています。
11年前の今日に日本で多くの命が自然の力により失われました。
もう、東日本大地震を知らない子ども達も沢山いる中で、この経験をしたもの達が、毎年3月11日がどう思い、どう繋げ、伝えていくのがいいのか。
毎年、この3月11日になると思い出すし、これからもいつ起こるかわからない自然災害に備え、事前に準備できる事はしておく。
そんな事を深く考える日になっています。