エピソード6「二刀流?」

こんにちは。
これまでの僕の歴史?事業のストーリー?を約一ヶ月に渡り、毎週書かせてもらいました。
この先、何か辛いことや道を見失いそうになった時にいつでも初心に帰れる場所、自分に対してのメッセージを残しておく、そんなメモがわりに自分のブログに書いて残していこう。
そんな気持ちで始めた今回の投稿。
正直、予想もしなかった反響を頂き、SNSなどで僕を知ってくださり→ネット検索から平川正城のブログに行き着き、今回の記事を読み→今の事業をもっと詳しく教えてほしい。
と、全国の経営者の方々からご連絡をいただけました。

その中でも、あの世界のTOYOTA会長である豊田章男さんなど、皆さんご存知の大手の企業の方々を始め、様々な中小企業の社長さん達からも激励メッセージを頂きました。
自分達が取り組んできた事が、間違いではなく、また時代の流れにもフィットして、本当に多くの方々に知っていただき、ご利用いただけています。

今流行りの二刀流?
ちょっと、あえて話を脱線しましょう。
大谷翔平選手のバッター、ピッチャー、二つの役割を1人でこなしてしまう事で、生まれた「二刀流」という言葉。
これは昔から僕を知ってくれているコアな平川ファン、サポーターの方なら知ってくれていますが、平川も現役時代、サッカーのGKとFWをこなす二刀流でした。笑

国民体育大会(神奈川県代表選手)や所属チームでFW出場。
公式戦などでも得点を記録

本来はGKでゴールマウスを守る平川
この当時は二刀流という、かっこいいネーミングは無かったですし、そもそもある程度のレベルのサッカーでゴールキーパーとフォワードを監督の戦術に合わせて、試合によって使い分けて出場している選手は全国でもそう多くはなく、国民体育大会などの選抜チームや所属していたクラブチームでの公式戦で僕がとったゴールの記録が、今だに公式記録として残っています。
それもあり、近年のアマチュアサッカー大会などで、ゴールキーパーの選手がフィールドで出場したりする際には「昔の平川選手みたいだな」と、コアなファンの方々が色々なサイトで話題にあげてもらえるほど、当時は珍しかったのかなと思います。

↑ 昔のあるサイトから引用 ↑
でも、その当時から「俺、二刀流してるぅ〜」といった、そんな感覚はもちろん一切無く、好きなサッカーをどんな形であれ、どのポジションであれ、試合に出場が出来たら全力でサッカーに向き合い、取り組んでいただけでした。
大谷翔平選手みたく、メディアがあそこまで二刀流にフォーカスしてしまうと、大谷選手は多少は意識されているかもしれないけど、大枠は同じ感覚だと勝手に思ってる。
やり続けて楽しんできたら、成るようになってきたと。
僕も現役は終えましたが、今は指導者としてサッカー現場に立ち、9歳〜30歳程の選手達にサッカー指導を行う傍ら、経営者として様々な事業を営んでいます。

指導者と経営者の二刀流
大谷翔平選手の活躍もあり、僕の指導者&経営者の状況を多くの経営者の方々に「二刀流だね」と言っていただける機会も多いです。
もちろん嫌な気はしません。
現役の時から形は変われど、今もなお、二刀流で頑張って来れていることはすごく嬉しいですし、その視点はいつまでも大事にしたいと思っています。
サッカーゴールを守るゴールキーパーと得点を奪うストライカー(FW)
相対するポジションではありますが、この相互の思想だったり特徴を知ると、すごく取り組みやすかったり、有利になることは多々ある。
ゴールキーパーとして、「ここにシュート打たれたら嫌だなぁ」とか、「こんなフェイントかけられたらだまされちゃうよなぁ」とか、ゴールキーパーとしての嫌がる部分を理解出来ていたら、実際に自分が得点を取る側のフォワードをやる際に役に立つ。
もちろん、その逆も然り。
この考えは昔から今になっても変わらない。
だから二刀流という、なにか特別的なものではなく、ポジションの原則を読み解いていけば、きっとたどり着ける部分があると信じてやってきていて、それをサッカーの中で体現してきていた感じ。
これは経営者になった今でも、通じる部分があると思ってます。

様々な視点から観る
多くの経営者からもうMSAがやってる事業規模をみたら、僕が今だに経営者だけではなく、現場に立ち、サッカー指導を行っていると話すとすごく驚かれます。
もちろん、現場指導が好きだから辞めたくないという気持ちが大前提にあるけど、やっぱり現場を離れると現場で見れる視点(親や選手とのコミュニケーションや環境面等)が無くなる。
逆も一緒で、現場メインになったら今度は経営者としての視点や視野が狭くなる。
両方で起こる違う現象を見て、聞いて、触れて、それによりジョイントした改善していく事が一番最良だと思っている。
現場で起きる問題と経営をしていてぶつかる問題は全く違う。
だから、現場での指導者を辞めて、経営に専念しようとも思わないし、経営者として経営の事を考える為に現場を辞めようとも思わない。
この両軸の視点を持ててるから、今の自分のトータル事業が成り立っているし、繋がりを持って取り組めてる事で、関わる方々にも喜んでもらえるし、僕たちの事業もちゃんと回る様に作れている。
WIN✖️WIN✖️WINの取り組みには、必ず色々な視点が必要だし、多くの方々と一緒に作り上げていくことが必要。
最近は没入感というキーワードが流行ってるけど、その言葉通り、その事に一緒にのめり込むほど夢中になってもらう魅力だったりを作り出す必要がある。
僕たちが行うMSAエナジープロジェクトを通じて、全国の企業が僕たちのプロジェクトにのめり込んでもらえることで、その先に更に喜んでくれる何人もの方々が生まれる。

多くの方々が関わる事で不可能が可能になる、じゃないけど、今までの常識では難しかった事が、色々な方々と様々な視点を大事に作り上げていくことで、不可能が可能に変わるかもしれない。
そこに企業が積極的に参画できる仕組みになっていれば尚更、大きい事が出来るようになります。
僕はそこを追求していきたいし、それにより持続的に安定的にいろんな事が出来たり支援出来たりする。
最後になるけど、スポーツに僕は色々助けてもらったし、スポーツから喜怒哀楽を学び、成長させてもらいました。
スポーツは多くの人や人の心、企業、そしてお金を動かす力がある。
この素晴らしいスポーツが持つ力を多くの方々に利用してもらいたいし、スポーツの力を伝えて行きたい。
元アスリートが出来る、スポーツに対しての恩返しだと想い、これからも頑張って行きたいと思います。
約1ヶ月間、平川ブログを見てくださってありがとうございました。
引き続き、平川正城の活動に注目していただけると嬉しいです。